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生徒の合格体験記 -2020年度:合格体験記
2020年度合格体験記 堀 周楽さん(西南学院高校卒)
長崎大学(医)合格
《数学》
1学期、担当の先生から準備していただいた標準レベルから入試レベルまでの問題を予習し、授業で添削・解説してもらう形式で授業を進めてもらいました。
続く2学期は、さらに別の教材を追加して、1学期と同様の形式で学習を進めていきました。受験直前期には、受験予定校の過去問演習を行い、授業で解説していただきました。
「微・積」と平行しながら、河合塾のテキストは暗記するくらいまで演習しました。
これらの演習を重ねていくにつれ、次第に自分なりの答案作成の型を作っていくことができ、中1からずっと苦手としてきた数学ですが、予備校と微・積の両輪で、とにかく多くの問題に当たったことで苦手意識が解消され実力アップにつながったように思います
《理科》(物理・化学)
理科は、二つの科目を一人の講師の先生に担当していただき、素朴な質問にも丁寧に答えていただきました。
先生に準備していただいたプリントを予習して授業に臨み、解けなかった問題や理解不十分な箇所を、丁寧に解説していただきました。
最近の入試問題が網羅されたプリントを準備していただいたことで、初めて見るような問題がほとんど無くなり、自信にもつながりました。理科を一人の先生に見ていただいたことで、私の質問への対応も早く、効率的に学習が進みました。
《国語》(現代文)
「論説」と「小説」をそれぞれ1回ずつ受講しました。
授業では問題の解き方を解説していただき、先生からいただいたプリントと授業内容を参考にして、過去問だけを何度も解き直しました。
これで、現代文の答の導き方を身につけることができ、昨年は147点だった国語の点数を、今年は175点にまで伸ばすことが出来ました。
2020年度合格体験記 坂本翠さん(福岡女子高校卒/再受験)
近畿大学(医) 進学、帝京大学(医)合格
私は社会人として14年働いた後、医学部受験を決意しました。受験勉強から長年離れていたことに加え、高校では普通科でなかったこともあり、数学II Bと数学Ⅲ、化学基礎・化学、日本史Bは未履修、数学I A、生物、英語、国語も受験レベルには全く達していない状況からのスタートでした。この状態では大手予備校の集団授業には全くついていくことができないだろうと考え、個別指導の予備校をインターネットで探していたところ、『受験の微積』を知りました。私の学力的な状況や医学部受験を決意した動機などを全てお話したところ、快く引き受けて頂き、入校することとなりました。
結果として、『受験の微積』に入校して医学部から合格を頂くまでには、3年かかりました。その間『受験の微積』では、数学(出口純一先生、本岡輝己先生、五藤勝己先生)、化学(八田伸一先生)を週1回、生物(小宮竹史先生)を隔週1回、英語(津田拓哉先生)を1年目の半年間週1回受講しました。国語と日本史は基本的に自学でしたが、国語は青木新吾先生、日本史は竹内良簡先生にアドバイスをしていただき、先生方が示してくださった学習到達目標に沿って勉強を進めました。
1年目、文系科目は模試やセンター本試験でそこそこの成績が取れましたが、理系科目(数学、化学)は歯が立たずに終わりました。
2年目、文系科目は一年目よりも得点できるようになり、化学も一年目よりも格段に理解できるようになりましたが、数学は伸び悩み、合格を頂くことはできませんでした。
3年目、どういう結果であっても受験勉強を終えると決意し、私立大学を含めて志望校を増やすことにしました。学習面では、化学は2年目よりも安定して得点できるようになり、数学も成績としては十分ではないものの、ダメージを最小限にして他の科目でカバーできる程度にはできるようになりました。
この状態で受験に臨み、私立大学医学部2校、私立大学獣医学部2校から合格を頂くことができました。
この3年間は毎日、開校している時間帯は、授業以外の時間を全て自習にあて、主に理系科目を勉強し、帰宅してから得意科目であった文系科目を勉強していました。毎日12〜14時間勉強しました。今まできちんと勉強したことがなかった分野を学習するのはとても楽しかったですが、受験生である期間が長くなるほど私の最も不得意分野である数学に費やす時間が長くならざるを得ず、精神的には3年目が一番辛かったように思います。
そんな中でしたが、『受験の微積』ではいろいろなサポートをして頂きました。1年目は理系、文系のどちらも小テストや模試の演習をたくさんさせて頂きました。また3年間を通して、模試の成績を診ながらその時に私に足りない部分を補って下さる先生方を推薦いただき、勉強を続けることができました。受験期は、受験のことだけに集中できるように受験の際のホテルを手配していただいたり、会場まで引率していただいたりすることもできます。自習室は大手予備校に比べて出入りなどの自由度が高く、しかし私語をする学生はおらず、集中して学べる環境が整っています。先生方はどの先生も熱心にわかりやすく教えてくださいますし、授業時間以外でも丁寧に質問対応をしてくださいます。先生方の質は非常に高いと思います。
受験勉強を続けて合格を勝ち取るのは、自分一人の力では難しいことだと思います。ただ予備校に所属していれば良いというものではなく、自分に合った学校を選ぶ必要があると思います。私は大手予備校にも短期間通いましたが、毎日集団授業を受けて、予習・復習に追われるより、微積の自習室を活用しながら自分のペースで勉強する方が合っていました。
『受験の微積』に所属していなければ、私はいまだに医学部に合格できていなかったと思います。『受験の微積』に通うことができて本当に良かったと思っています。
これからは受験勉強で培った学習スタイルを維持しつつ、医学の勉強に邁進していきます。